「高円寺商店街すごろく」の二回目をやりました。二回目の今回は空想の商店街に生息していそうな虫くんたちをつくりました。今回のお客さま、大ちゃんがつくってきたのは「ウシムシ」。白い身体にカラフルな手足、ピンクの舌がペロリと出ています。牛乳屋さんに住んでいる虫です。
さてさて、どんな新種、珍種の虫くんたちが生まれていくのでしょうか。
出来上がった虫くんたちは高円寺の商店街で、すみかになりそうな所に連れて行きました。
支柱に張り付いているのは「まなず」という虫くん。長くて黒いヒゲが特徴です。電気を発して少し危険です。
黒い植木鉢に同化しているのは「もんだいかみおとし」の大人です。この虫くんは「もんだい」を出してきます。大人は黒くて朝は見えません。赤ちゃんもいて大人とは対照的に真っ赤です。赤い色にまぎれて生活しています。
こちら黒いビニールにまぎれているのはとても怖い蚊です。刺されると死に至ることもあるとか。本来は公園に生息していますが、今日は商店街で発見。黒くて小さい影を見かけたら気をつけて下さい。
こちらはかわいらしい親子の「アクセサリー虫」。商店街のブティックに生息しています。ひなたぼっこをしているのでしょうか。背中の宝石がきれいです。
白い壁にひときわ目立つ派手目の虫。その名も「はでむし」。目立ちたがりで、白い場所を探しています。今日は雑貨屋さんの店先で発見しました。
花壇の花を狙っているのは「デカハラペコアオムシ」。まるまる太っても食欲旺盛です。すみかは花屋さんですが、今日は商店街の花壇をあちらこちらと訪れては、草花をムシャムシャとおいしそうに食べて回っていました。
他にもたくさんの虫くんたちを商店街で「発見」できました。
次回は最終回。二回にわたって空想の商店街と現実の商店街を行ったり来たりしてきましたが、最後はどうなるのでしょう。
(ふみとん)